本気で自己紹介
さてさて、このページを見る方の8割はよほど私に感心があるかよほど暇なのであろう。
まずは何故この様なページを設けたかを説明する必要があるが、別に大した理由など無い。
「自己紹介」で書かれている内容はHP上の自己紹介としては標準的な物である。
確かに、自己紹介とは[初対面の人に自分の名前・身分・経歴・趣味などを自身で言い知らせる事]とあるから
決して内容は不十分では無いのだ(経歴については省略したが)。
が、これで私の事がわかるとはとても思えない。
そもそもインターネット上での会話は普段会って話す時とは圧倒的に割ける時間が少ない。また、相手の情報も希薄だ。
つまり、少ない時間でより効率良く会話を楽しむためには実際に初対面で会うよりも多くの情報を必要とする。
長くなってしまったが、そういうわけでこのページは私の自己紹介をしていきたいと思う。
以上を読んで一部の読者はこの文体に違和感を覚えたかもしれない。
では、何故この様な文体を使うのかを話していこう。
私は中学時代から国語が得意だった。本を読むのが好きだったのも関係しているかもしれない。
沢山の本を読めば当然、自分でも書きたくなるのは自然な流れだろう。
勿論、小説(当時は「創作文」と言った)を書くのは無理だったので、文を書きたいと言う欲求は募っていった。
ことの始まりは三年生の時である。
入試では小論文があるため、授業ではたびたびその練習を行うことになった。
初めは時間も沢山あり(持ち帰ることもできた)字数制限もなかったため、私は何も考えずに「です・ます調」を使っていた。
文も長々としたものだった。
しかし、次第に条件は厳しくなり、時間・字数制限が加わった。
時間はあまり問題ではなかった。私は思った事を文章にする事が得意だったのでかなりの早さで書く事ができる。
しかし問題は字数制限だ。どうしても上手く字数を合わせられない。
内容を減らすと文章は極端に短くなってしまうのだ。
そして、そこで行き付いたのが「である調」だ。
「である調」は余計な丁寧語を使わなくてすむため字数を押さえられる他、なかなか格好の良いものだった。
私はそれ以来、学校での書き物は「である調」で書いている。
これは余談だが、私は先生に対して学習面で反抗的な態度を示すことが多かった。
ある英語の時間。教科書で「アンネの日記」をやっている時に
「アンネの日記を見てどの様な感想を持ちましたか?また、アンネをどの様な人物だと思いますか?」
と言う内容の課題が出された。
アンネの伝記を一度読んだ事があり、英文を読むのが面倒だった私は、
「はっきり言って、戦争を経験していない私達に一体何がわかるのだろう?今ここで適当な事を言ったり、
アンネがどうのこうの言うのは簡単かもしれない。しかしそれはただのエゴでは無いのか?そもそも戦
争中に弱音を吐かない人間がどこにいるのだろう?もしいたとしたらそれはよほどの嘘つきか精神異
常者ではないか?・・・・・・」
と延々書き続け、先生からかなりの辛口コメントを貰った事もある。
兎に角、これでこの文体の意味がわかっただろうか?
私はまだまだ続けるつもりだが…
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